【東京都】「健康と保健医療に関する世論調査」結果
この度「健康と保健医療に関する世論調査」(平成28年10月実施)の結果がまとまりましたので、お知らせします。この調査は、「東京都健康推進プラン21(第二次)」に掲げた取組目標の中間評価に資するとともに、「東京都保健医療計画」の次期改定等、今後の保健医療施策の参考とするため実施しました。
- 喫煙の習慣をみると、「現在習慣的に喫煙している人」が21%※
- 保健や医療に関する情報の入手方法は、「テレビ」が78%、「インターネット」と「SNS」50%
- 保健医療対策に関する要望は、「夜間・休日診療や救急医療体制を整備」51%で最多
1)こころと体の健康づくり
・健康状態の評価→前回(平成24年)とほぼ同様
・イライラやストレスの有無→前回より感じるが4%増加
・こころのゆとり/気軽に話ができる相手がいるか/専門機関へ相談することの必要性を感じたことがあるか/適切な相談窓口を見つけることができたか→ほぼ前回同様(2%以下)
・余暇の充実度→充実しているが5%増加
・睡眠の充足感→不足しているが5%増加
・理想の就寝時間→ほぼ同様
・実際の就寝時間→22時~24時が2%増加、0時~2時が3%減少
・寝られない理由については、項目が増えたため比較が難し4
・睡眠の質が低下している自覚→あるが4%増加
2)飲酒の習慣
・飲酒の習慣→ほとんど飲まない・飲めないが3%増加
・適切だと思う1回当たりの飲酒量→1合未満が7%減少、1~2合が2ポイント増加、2~3合が4%増加
・実際の飲酒量→1号未満が7%減少、1~2合が3%増加、2~3合が4%増加
・飲酒習慣の改善意欲→いいえが4%増加
3)喫煙の健康への影響と受動喫煙
・今までの喫煙状況→吸っていたことがないが6%増加
・現在の喫煙状況→ほぼ同様
・喫煙習慣→現在習慣的に喫煙している人は3%減少
・1日の喫煙本数→11~20本が6%増加、1~10本が2%増加
・喫煙習慣見直しに対する意欲→やめたいは4%減少、本数を減らしたいは3%減少、やめたくないは4%増加
・飲食店等の受動喫煙対策の現状
・飲食店等に臨む受動喫煙防止対策→店内禁煙がトップ、3%増加
・慢性閉そく性肺疾患の認知度→知っていたが5%増加
4)メタボリックシンドロームの認知度
・認知度→知っていたは1%減少
5)保険や医療に関する情報の入手方法
・情報の入手方法→テレビ78%(+16%)、SNS除くインターネット43%(+11%)、家族友人知人から42&(+13%)
・保険や医療に関する情報の充足度→足りている48%(-5%)、足りていない34%(-4%)、わからない17%+8%)
・医療情報サービスの認知度→7119;28%(-3%)、ひまわり16%(-3%)、小児救急でんわ相談12%(+3)、知っているものはない57%(+5%)
・必要だと思う保健利用情報→休日夜間の診療体制等50%(+15%)、病気の症状や予防治療について45%(-3%)、どこにどのような医療機関があるか40%(+4%)
6)医療機関の受診の仕方
・1年間の通院経験ある75%(+4%)
・過去五年間の入院経験ない78%
・かかりつけ医→ある66%
・かかりつけ医を選んだ理由→自宅から近い78%
・最初に受信する医療機関→近くの医院・診療所71%、それがかかりつけ医なのは70%
7)救急医療について
・夜間や休日に医療機関を探す手段→インターネット30%(今回からの選択肢)
・かかりつけ医に聞く17%(+2%)
・夜間や休日に受診する医療機関→区市町村の運営する救急診療所等53%(+12%)
8)在宅療養等について
・在宅療養を希望するか→思う32%(-10%)思わない38%(-9%)わからない29%(+18%)
・在宅療養の実現性→可能だと思う27%(+4%)難しいと思う55%(-5%)
・在宅療養の実現が難しいと思う理由→家族に負担をかける74%(ほぼ同じ)
・ターミナルケア→痛みだけは取り除いてほしい59%(ほぼ同じ)
9)関心のある保健医療問題
・生活習慣病44%(-7%)、認知症や寝たきりなど高齢者のための医療介護制度の在り方36%(+4%)医療費の負担の在り方34%(+2%)
10)行政への要望
・行政への要望→夜間休日診療や救急医療体制整備51%(-5%)高齢者の長期療養施設整備39%(ー3%)、地域の中心となる病院の整備37%(-2%)
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